
北海縞海老とは?
皆さんこんにちは!
今回は北海道の味覚、北海縞海老について
自由に研究して行こうと思います。
もくじ
北海縞海老とは?
北海縞海老は正式には「ホッカイエビ」と言い、
一般的には北海シマエビ、単にシマエビと呼ばれています。
活の状態では緑と褐色のストライプが特徴的ですが、
茹でると鮮やかな朱色と白の縞模様に変色します。
その色の鮮やかさから「海のルビー」とも呼ばれています。
北海縞海老の産地は? 漁はどんな感じ?
シマエビの産地は北海道の東部で、 サロマ湖や能取湖、野付湾、尾岱沼など
冷たい海に生息しています。
資源保護の為、漁業規制が設けられています。
野付湾の別海町では夏と秋の2回、それぞれ2週間ほどしか漁は出来ません。
それほど貴重な海老であることがわかりますね。
漁場(つまり、シマエビなど多くの生物の産卵場)には
多くのアスモやスガモなどの藻が生息しているので
それらを漁船のスクリューで壊してしまわないような漁もされています。
打瀬舟と言う三角帆をはためかせて自然の風で進む舟で漁をしています。
この打瀬舟が海に漂っている情景は
尾岱沼(おだいとう)の風物詩になっています。
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北海縞海老の料理とは?

北海縞海老は他の海老に比べ、
消化酵素の働きが顕著で鮮度の劣化が早いです。
なのでほとんどは塩茹でされたものが流通しています。
漁期の間は地元で刺身や踊り食いを楽しむことが出来ます。
そんな冷凍流通品でもとても美味しく頂けます。
冷蔵庫で自然解凍しましょう。
流水に当てると旨味も落ちてしまうので避けた方が良いですね。
頭は捨てずに味噌汁にすると出汁が出て美味しいですし
殻はミキサーにかけて粉砕し乾煎りすると海老風味のふりかけになります。
北海道の夏の味覚、北海縞海老です。
是非皆様もご賞味ください。
