桜えび!サクラエビ。

桜えび!サクラエビ。

皆さんこんにつは!
今回も春の味覚に迫ります。

今回は春味覚の代表「桜えび」です。
何かはわかると思いますが自由に研究していこうと思います。

桜えびとは?

桜えびは
サクラエビ科に属される海老の一種で、深海に生息している。
とても小さい海老。
小さいことから「アキアミ」や「オキアミ」と間違えられがちです。
しかし「アキアミ」は同じサクラエビ科なので仲間ですが
「オキアミ」はプランクトンなので全くの別物です。

桜えびの産地は?

桜えびは実を言うと静岡県駿河湾でしか漁獲されません。
言い方を変えると
日本で桜えびを漁獲できるのは駿河湾のみなのです。
びっくりですよね?
駿河湾は湾内に深海があったり、大きな河川からの栄養素が豊富で
桜えびが生息するのに最適な地形であるが故なのです。
しかも駿河湾と言っても地域が限定されていて
静岡市清水区の由比漁港と蒲原港、
焼津市の大井川港の許可がある120隻ほどしか漁獲出来ません。
しっかり管理されています。

昭和63年頃 お隣台湾でもサクラエビの同種を確認。
それから台湾産のこの種の海老も桜えびと呼び流通するようになります。

世界では日本と台湾でしか桜えびは漁獲されません。
ということは桜えびは日本産か台湾産しかないという事です。すごいですね!

日本産としては「由比桜えび」「駿河湾桜えび」などとブランド化し
台湾産との差別化を図っています。

冷凍技術の発達もあって台湾産の桜えびも美味です。

桜えびの旬は?

桜えびの旬は春と思われがちですが、
春と秋の2回あります。
春は3月中旬~6月初旬。
夏の産卵に向け栄養を蓄えていて美味。

秋は10月下旬~12月下旬。
夏に卵からかえり成長した若い桜えび。殻が柔らかいので生食がおすすめ。
2回楽しめるのはありがたいですが、乱獲防止や保護の観点から
駿河湾でも禁漁区になっている地域が増えているそうです。
大事に楽しみましょう。

桜えびの栄養素は?

桜えびにはカルシウム、タウリン、キチンキトサン、DHA、の他
非常に強い抗酸化力を持つアスタキサンチンも含まれています。

桜えび料理

桜えびも色んな料理で活躍しています。

刺身、かき揚げ、釜炊き御飯、ピザ、茶碗蒸し、だし巻き玉子、お好み焼き。
などです。それぞれ見て行きましょう。

刺身

さくらえび 生

桜えびは鮮度が落ちやすいので刺身は現地で頂くのがベストですが、
現在は冷凍の技術が発達しているのでネットでも手に入ります。
是非、お試しあれ!

かき揚げ

さくらえび かき揚げ

桜えびたっぷりと玉葱や三つ葉なんかを混ぜたかき揚げです。
海老の風味がたまらないかき揚げです。

釜炊き御飯

さくらえび 釜炊き

醤油ベースの出汁で炊いたご飯に油で揚げた桜えびをたっぷりと敷き詰め
よく混ぜていただきます。
筍なんかを入れて御飯を炊くとまた贅沢な御飯に仕上がります。

ピザ

さくらえび ピザ

桜えびはピザのトッピングとしても最高です。
カリカリにすることもでき香りも良いですね。
どんなソースでもマッチしてしまいます。

茶碗蒸し

さくらえび 茶碗蒸し

こちらも食感の違いを工夫できる一品です。
具材として中に入れて蒸すとしっとりと楽しめます。
揚げた物を天盛りとするとサクサク食感を楽しめます。
どちらにしても香り高い茶碗蒸しになります。
露生姜をたらして食べるのがおすすめ!

だし巻き玉子

さくらえび だし巻き

茶碗蒸しもそうですが桜えびは卵と相性が良いですね。
だし巻きも美味しいですが
さっと炊いて卵とじも美味しそう。

お好み焼き

さくらえび お好み焼き

よく干しえびを使いますが
アキアミでもオキアミでもない桜えびの干し海老を使うと断然香りが際立ちます。
是非やってみて頂きたいですね。

まだまだ色んな料理に活躍中の桜えびですが
今回はこのくらいで研究を締めたいと思います。

ではまた!

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