
鮟鱇について!
皆さんこんにちは!
今回は冬味覚 鮟鱇について研究していきます。
鮟鱇?名前や見た目は知ってるけど馴染みがない方が
ほとんどではないでしょうか?
ではまず鮟鱇について基本的な知識を勉強しましょう。
鮟鱇は色々種類があるのですが食用になっているものは
キアンコウ(ホンアンコウ)、アンコウ(クツアンコウ)と言う
種類がほとんどです。
聞いたことあると思いますが鮟鱇はほとんど捨てる所がありません。 歯や骨以外は全て食べる事が出来、また美味です。
またこちらも良く耳にする鮟鱇の7つ道具です。
それは肉、肝、水袋(胃)、ヌノ(卵巣)、えら、ひれ、皮です
どれもちゃんと処理すれば美味しく食べられます。
特にあん肝は有名でとっても美味です。
海のフォアグラなんて呼ばれています。
因みに11月23日は鮟鱇の日になっています。
1+1+2+3=7 7つ道具で鮟鱇の日!だそう
面白いですね。
さてその鮟鱇の旬はと言うと、晩秋~初春にかけてです。
鮟鱇事態はこの時期ですが、あん肝に特化するなら
初春の前が肥大していてとても美味になります。
あん肝はちょっとマニアックなスーパーに行けば
手に入るかもしれません。 その時はぜひゲットして
調理してみて欲しいものですね。
ちなみに鮟鱇は養殖されていません。
理由は深海魚である為その設備を作ることが困難な事です。
またオスは数cmにしか育たないようで
食してしるいるのはメスだそう。
これまた興味深いですね。
名産地は意外な所!
イメージ的に北の方の魚と思われがちですが、実は、
山口県下関漁港が水揚げ日本一です。
河豚もすごいですが鮟鱇もすごいです。
また青森県の下北半島北部 風間浦村も有名で、
風間浦鮟鱇と言うブランド鮟鱇も存在します。
後は茨城県なども漁獲的に多いですね。
調理法はやっぱりあれ!
肉や皮の唐揚げや裏ごした肝と和える共あえも美味しいですが、
やっぱり一番は鍋ですね。
肝と味噌を溶いた汁に七つ道具をぶち込み、豆腐や牛蒡、白菜
なんかを入れた味噌ベースの鍋がたまりませんね。
締めに雑炊にすると体も温まり、心も幸せ感でいっぱいになります。 ぜひご家庭でもやってみてほしいものです。
しかし大型の魚体でしかもヌルヌル 家庭では決して容易に捌く
事は出来ません。 調理場でも吊るして卸すくらいですから。
でも今は卸した身が売ってますのでそちらを使用してみてください。
今回は冬味覚の代表的な鮟鱇についてでした。
また次回も冬の味覚について自由に研究していきます。